ネパール:アンナプルナベースキャンプトレッキング 5日目(BC到着編)
マチャプチャレBC、朝4時すぎ
溢れるほどの星と、とんがりが特徴的なマチャプチャレです。昨日曇っていてなにも見えなかったのが嘘のように雲ひとつなく、絶好のコンディションです。
左手にマチャプチャレが見えたかと思うと、右手には8000m、今まで一度も姿が見えなかったアンナプルナがお出ましです!まだ外は仄暗いのに、山だけは光り輝いていて、神々しかったです。左上にオリオン座がめちゃくちゃはっきり見えます。
ロッジは5時30分からやっていました。ここで暖かいミルクティーをもらい、出発します。
マチャプチャレその2
なんやかんやで結局出発できたのは6時でした。
アンナプルナを目指していると、モルゲンロートのお出ましです。
モルゲンロートとは、早朝に、東の空より一筋の赤い光線が地上よりも先に山筋を明るく照らし、山脈が赤く染まる朝焼けのことです。
空気は薄く、休憩しながらでないと進めないのですが、本当にきて良かったと思えるような朝焼けでした。
そしてアンナプルナBCに向かって少しずつ進んでいきます。そろそろ4000m近くなってきたころ。足元も少しずつ雪に覆われてきます。
なにやら看板っぽいものが見えてきました。
ちょうどマチャプチャレ側から自分たちの地面まで日がさした頃(8時くらい)
ABC(アンナプルナBC)4130mに到着しました〜!!
とにかく白い山が眩しいのでサングラスは必須です!
天気が良くてはしゃぐ人たち。
朝ごはんを食べようとロッジに入ります。4000mに宿泊施設があるって改めてすごい…。
暖かい飲み物はすぐに出てきましたが、食べ物が一向に出てくる気配がなく…聞いてみると20分ほどかかるとのことだったので、外に写真を撮りに行くことに。
アンナプルナ(第1峰 8,091 m 世界10位)は人類が足跡を刻んだ初めての8,000 m峰です。サンスクリットで「豊穣の女神」の意味で、なだらかで美しい山に見えますが、実は雪崩が頻発し、反対側の南壁は登攀技術的に困難を極める大岩壁で、8,000m峰の中では最も登頂者が少なく死亡率が高い山だそうです。(from Wikipedia)
このえぐれた地形は氷河が作り出したものなのでしょうか。
登頂を目指し、ネパール政府からパーミットを得られた登山家しか通れないエリアがあるのですが、ロッジとそのエリアの間にはカラフルな旗がはためいていて、白い山にとても良く映えました。アンナプルナのすぐ向かいに、マチャプチャレ(6993 m)があるというのもすごい光景でした…
登頂は無理なので、アンナプルナをバックに探検家ごっこをする人たち。
そうこうしている間に、頼んでおいたモモ(ネパール餃子)とスープヌードルが完成しました。ここで食べたツナチーズモモがネパール1美味しかった説があります。高度4000mで皮から作ってくれるという素晴らしさ。ありがたい。本当に、このトレッキングはご飯がずっと美味しくて感激でした。
帰り際に物資の供給?に来ていたヘリ1機がすぐ目の前を横切って行きました。
Googlephotoが合成して作ったパノラマにすると、3機あるように見える笑
看板の後ろ側も抜かりなくて素敵!
長くなったので下りは別記事で!最高の天気に恵まれたアンナプルナBCでした。